
神に出会ったハバクク
2021年11月14日 メッセージ要約 「神に出会ったハバクク」 ハバクク書3章1~19節 *1 ハバククはヨシヤ王の戦死、さらにバビロン捕囚、ユダの陥落、エルサレムの破壊を経験します。ハバククは神に祈ります。なぜ、悪人が罰せられないのか?なぜ、正しい神は悪が存在するのを赦すのか?と。神様はお答えになります。「この幻は、定めの時について証言し、終わりについて告げ、偽ってはいない。もし遅くなっても、それを待て。必ず来る。遅れることはない。」と。神様は真実であり、預言は必ず成就する。そして遅れることはない、とお答えになりました。 ハバククは神様が答えてくださったことを、早く実現させてくださいと祈ります。そして、信仰に立ちます。悪は永遠には勝利することはない。主は信じる者を必ず擁護し、そして行動を起こされると。 しかし、3章を見ると、現実はますます厳しくなっていきます。17節までイスラエルの困難に加え作物の不作と家畜の死がイスラエルを襲ったことが書かれています。状況は好転せず、さらに悪化します。 1章で神にのみ集中し祈り、2章では物見やぐらに立つ兵士

遅れることのない神様
2021年11月7日 メッセージ要約 「遅れることのない神様」 ハバクク書2章1~20節 *1 ヨナから約170年後、南ユダに「預言者ハバクク」が登場します。ハバククはヨシヤ王の戦死さらに、バビロン捕囚、ユダの陥落、エルサレムの破壊を経験します。ハバククは神に祈ります。なぜ、悪人が罰せられないのか?なぜ、正しい神は悪が存在するのを赦すのか?と。神は「一つのことをあなたがたの時代にする」と語ります。イエス様の話をじっと聞くマリヤのように、苦しみの中ハバククは神様に集中して祈ります。これが1章です。 2章に入り、ハバククは物見やぐらに立ち、主が何を語られるかをじっと聞きます。物見やぐらとは敵との戦いの中、敵が責めて来ないか、じっと見張るものです。遠くを見渡すことができる櫓です。ハバククはそのような気持ちで1章の祈りの結果を待ちます。まるで、物見やぐらで敵が来るかどうかを見張っている一人の兵士のように神様の回答を待ちます。そのように真実なハバククに神様は答えます。 「この幻は、定めの時について証言し、終わりについて告げ、偽ってはいない。もし遅くなって