

主の山には備えがある
2022年6月19日 メッセージ要約 「主の山には備えがある」 *創世記 22章1~19節*1 今日は父の日です。私たちにはお父さんがいます。今日は自分のお父さんに感謝をしましょう。お父さんは社会で私たちを育てるために働かれます。外に出ると「7人の敵がいる」と言われていますが、厳しい環境の中で黙々と働いているお父さんに感謝しましょう。 ペンテコステが終わりました。先週も福井先生から「さらにまされる恵み」と題して、本当に素晴らしいメッセージをいただきました。感謝致します。 しばらくぶりでアブラハムに戻ります。アブラハムには約束の子「イサク」が与えられました。5月最後のメッセージは祝福の中にある日向と影からハガル・イシュマエルをも顧みてくださる神様の憐れみに目を留めました。 憐れみ深い神様は、アブラハムに最大の危機をもたらします。22章2節。「イサクを全焼のささげ物として献げなさい。」5月の最期の週でもお話ししましたが、これも神様のみこころです。ハガル・イシュマエルは神様の御心の中、家から出されました。アブラハムも、イサクを全焼のささげ物として献げな


さらにまされる恵み
2022年6月12日 メッセージ要約 ヨハネの福音書7章37~39節 *1 私がまだ京都に住んでいた20代の頃、弟と一緒に立山に登ったことがありました。その途中喉が渇き登山道の脇を流れている水を手で汲んで飲みました。京都のお湯のような温かい匂いのする水道水とは違って冷たい匂いのない水で、その美味しかったことを今でも忘れることができません。 ところでイエスはこうに言われました。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおり、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります。」これはユダヤの三大祭りの一つである仮庵の祭りの最後の日にイエスが宣言されたことばです。先週は大切な「ペンテコステ礼拝」をささげましたが、この朝はさらに聖霊について、イエスが言われた宣言から「さらにまされる恵み」と題して語らせていただきます。 第一 受け与えられる聖霊 イエスが、このように宣言されたのは、将来与えられる聖霊について預言して言われたことなのです。それでヨハネは、39節の前半で、「イエスは、ご自分を信じる者


教会のはじまり
2022年6月5日 メッセージ要約 使徒の働き2章1~21節 *1 旧約聖書は父なる神様の働きが主に記されています。それはイスラエルの民に働かれた父なる神様の御業です。新約聖書では、イエス様の誕生されたクリスマス、そして十字架、復活。イエス様は十字架上で「完了した」とおっしゃられて、私たちの罪の贖い、きよめの業が完了します。 それを受けて、「ペンテコステ」、聖霊降臨です。イエス様の十字架の贖いの御業は「ペンテコステ」以降、全世界へ広がっていきます。 具体的に「ペンテコステ」とは何を意味しているのでしょうか? 旧約は父なる神が、モーセに与えた律法を守ることによって神様との関係が保たれます。創世記3章で人は神から遠く離れてしまいました。壊れた神様との関係を律法を守ることによって構築しようとします。 しかし、イスラエルの民は律法を守ることによって神様との関係を構築することは出来ませんでした。逆に律法に背き、偶像を造り、その偶像を拝み神様を悲しませる結果となりました。 新約の時代になり、イエス様が人として誕生します。十字架、復活を通して、律法を守ることに