

我は教会を信ず
2022年9月18日 メッセージ要約 エペソ人への手紙 1章1節~10節 *1 礼拝の中で毎回告白しています、使徒信条の中に聖なる公同の教会を信ずという言葉が入っています。簡単に言いますならば「我は教会を信ず」です。 使徒信条は300年から400年の間(日本は古墳時代)にイエス様はどのようなお方か?の会議を重ねて、イエス様を信じようとする人に向けて、きちんとした協議を重ねて、言葉を選び、ローマ教会の古来の洗礼式の信条となったのが使徒信条です。ですから、使徒信条は約1700年の歴史があります。 その内容は、全能の父なる神のこと、イエス様のこと、聖霊様のこと、さらに教会のこと、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠の生命のことが記されています。そのなかにある「公同の教会」とはイエス様を中心とする全世界のすべての教会のことです。 父なる神様、イエス様、聖霊様と同等に「教会とは信ずるべきもの」です。しかし、それは神様以上に地上の教会を絶対視するものではありません。教会の歴史を振り返ってみれば、様々な失敗があり、過ちがあり、さらに罪もありました。日


継承される教会
2022年9月11日 メッセージ要約 へブル人への手紙 11章32節~12章3節 *1 創立60周年の記念の時を迎えようとしている上田教会です。また、会堂問題にも取り掛かっています。そのような中、しばらく「教会」についてメッセージするように導かれています。今朝は、へブル人への手紙11章32節~12章3節です。「継承される教会」です。 12章1節に「こういわけで」と書かれています。どういうわけかと言いますと、11章1節の「さて」から始まります。アベルからはじまり、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフ、モーセ、ヨシュア、士師たち、そして、最後の士師サムエルまでが記されています。 11章39節が1節~38節までのまとめです。ここに記されているお一人、お一人は信仰によって称賛された人たちです。しかし、約束されたものを手に入れることはありませんでした、と記されています。この個所は、アブラハムの信仰を学んだ時にも見ました。内容は、信仰によって歩んだが、約束されたものを手に入れることがなかったとあります。その理由は40節に記されています。「神は私たちのために、も


みことばを正しく聞く
2022年9月4日 メッセージ要約 ルカの福音書8章4~15節 *1 神のみことばを宣べ伝えるよりもさらに困難なことがあります。それは、みことばを正しく聞くことであり、実行することです。イエスさまは8節で「聞く耳のある者は聞きなさい。」と意味深いことを言われました。また、18節では「聞き方に注意しなさい。」とも言っておられます。ヤコブは「みことばを行う人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけません。」(ヤコブ1:22)と語っています。 イエスさまは種蒔きのたとえ話でこの点について語っておられます。イエスさまは多くのたとえをお語りになりましたが、それは重要な霊的真理を伝えるために、日常生活でだれもがよく知っている事柄を通して、霊的な真理を教えようとされたのです。今日のこのたとえ話では、「種は神のことば」(11)を意味しています。そこでこのたとえ話をとおしてみことばを正しく聞くことの大切さ学びたいと思います。 第一 踏みつけられた心 5節をお読みします。イエスさまは「種を蒔く人が種蒔きに出かけた。蒔いていると、ある種が道端に落ちた