

神の御前に心を注ぎだせ
2022年7月24日 メッセージ要約 「神の御前に心を注ぎだせ」 詩篇62篇1~12節 *1 私たちがもう終わってほしいと願っているコロナウイルスの感染が、終わるどころか、感染者数が過去最大の日があり第7波、BA.5の感染拡大のただなかにあります。それだけでなく、ウクライナの悲惨な本当に心痛む戦争、元首相の銃撃による殺害、その他、毎日心を痛める事件のない日はなく、闇は深まり不安と動揺を覚え、希望の見えない日々が続いています。そのような中で私たちクリスチャンがいただいた信仰にしっかり立って歩むために、祈りが大切であることを思わされています。 この詩篇62篇は、息子アブサロムの反逆により、追われて苦境の中にあって祈ったダビデの作ともいわれています。そこで、この詩篇から祈りを大切にして、神への揺るぎない信仰に立ち、この時代にクリスチャンとして生きることを教えられたいと思います。そこでこの朝は「神の御前に心を注ぎ出せ」と題して語らせていただきます。 第一 沈黙して神を待つ 1節に「私のたましいは黙って ただ神を待ち望む」とあります。この意味は言葉どおりに


神さまの約束の実現に向けて、、
2022年7月17日 メッセージ要約 創世記 24章1~10節 *1 アブラハムの天国への旅路もあと少しです。アブラハムは最後の大仕事にかかります。それは、イサクのお嫁さんを探すことです。これは、神様の約束です。 アブラハムがカナンの土地へ向かう際に神様がアブラハムに与えた約束です。12章1節,7節, 13章14~17節、15章5,6節,18節 17章1,2節、4~8節、18章18,19節 22章15~18節・・・ 神様はアブラハムにいつも語りかけておられることがわかります。 その語りかけを要約してみます。 ① アブラハムの子孫は空の星、海辺の砂のようになる。 ② ①の子孫によって地のすべての国々は祝福される。 神様の2つの語りかけをアブラハムは信じました。神様はそれを 義とされます。 この神様が与えてくださった約束を実現するためには、実際の行動が必要です。アブラハムは次の行動をとりました。それは、イサクのお嫁さんは、自分の親族から迎えることです。近くのカナン人の娘ではなく、自分の親族の娘でなければなりませんでした。カナン人は異教の


サラの埋葬
2022年7月10日 メッセージ要約 「サラの埋葬」 創世記 23章1~9節 *1 アブラハムの旅もいよいよ終わりに近づいてきました。そして、今日の箇所で長年連れ添った、サラが天に召されます。アブラハムはサラのために土地を購入しそこを私有の墓地にしました。 12章でサラと一緒にハランを出発したアブラハム。そこから、長い旅をしてきました。なんといってもイサクの誕生はアブラハムとサラの信仰の賜物です。いろいろなことがありましたが、アブラハムとサラはいつも一緒でした。そのサラが天国に召されました。 配偶者との死別は人生最大のストレスと言われています。先日も前総理大臣が全く予想もしない形でこの世を去りました。ご婦人のストレスは想像することができないほどの悲しみです。 しかし、私たちはいつか、信仰の旅路を終えて天国に召される日が来ます。伝道者の書3章にはすべてのことには定まった時期があり、天の下の営みに時がある。以前もお話しましたが「時」には2つあります。刻まれていく「時」と神様の「時」です。そして、伝道者の書の時は神様の「時」を表しています。 神様の「時


最後の晩餐
2022年7月3日 メッセージ要約 マタイの福音書 26章26~30節 *1 今日から下半期に入ります。非常に暑い日が続いています。皆さん体調は大丈夫ですか?涼しくしてお過ごしください。 礼拝後、聖餐式を行います。聖餐式とはイエス様が十字架に渡される前の夜、最後の晩餐の席において、パンを裂き、杯を取って弟子たちにお与えになったことを記念して教会で行われる礼典です。ルカの福音書22章19節にはこれを覚えて記念するようにと書いてあります。ですから私たちはイエス様が再び来られる日まで聖餐式を行っています。上田教会では、四季に1度、他の教会では毎月1回行っているところもありますが、回数に規定はありません。 聖餐式は教会行事の中でも最も厳粛で大切なものです。ある、牧師は聖餐式の前日にはイエス様の十字架を一心に思い、祈りに長い時間を割きます。なぜ、このように聖餐式が重んじられるのでしょうか? イエス様は弟子たちと多くの食事をしてきました。有名な5000人の給食があります。その他、ザアカイの家や、マルタとマリヤの家での記事は有名です。あるいは弟子たちとの親しい