8月12日「私のためにすべてを成し遂げて下さる神様」
聖書箇所:詩篇138篇1〜8節
詩篇138篇は捕囚からの解放の感謝とイスラエルを以前の国のように回復して下さるという信仰の詩篇です。作者は、この喜びを個人的にも捉えています。以前の聖書訳では「主は私に関わるすべてのことを成し遂げてくださいます。」となっています。
ジョハリの4つの窓の中に、未知の窓があります。この窓は自分も他人も気が付いていない未知の部分を表現しています。心理学では、無意識の世界。あるいは心の深い所で抑圧された感情、潜在的な能力と表現されています。しかし、信仰的に捉えるならば、神様の世界と言い換えることができると思います。エレミヤ書29章11節には神様の計画が出てきます。
自分も他人も知らない神様の計画です。
神様の計画は人が考えるよりもはるかに素晴らしい計画です。その具体的な計画とは、70年後、若者以外はエルサレムの土を踏むことができないことを意味しています。
これが素晴らしい計画なのでしょうか。
しかし、その計画にはもう少し深い意味があります。それはエルサレムに帰れる以上に素晴らしい計画です。その計画とはその地で、神様の臨在を体験するというものです。
私たちは、これで、もうおしまいだと思う時があります。しかし、神様の目から見たならば、終わってはいません。いや、まだ、始まってもいないかもしれません。その深い計画は未知の窓です。私も他の人もわかりません。けれども、信じて前進するならば、やがて不思議が起こります。神様は私に関わるすべてのことを成し遂げてくださいます。
希望を持って前進しましょう。