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不思議な星に導かれて

マタイの福音書2章1~12節 「不思議な星に導かれて」 東方の博士たちは、アッシリヤ・バビロン地方から旅をしてきました。約2000㎞。東京から南に行くと台湾あたりになります。この道のりをラクダに乗ってやってきました。 博士たちは占星術師でした。イエス様の誕生に時に大きな星が出現することが彼らの国の文献にあったのかもしれません。民数記24章17節にはこの星の預言があります。アッシリヤ・バビロンにはダニエル達も捕囚の場所として過ごしました。その関連はあると思います。 博士たちは3人とよく言われますが、2000㌔の距離を食料やテントをもって移動したとするとキャラバン隊であったのではないかと言われています。いずれにしても、博士たちは不思議な星に導かれてイエス様のお生まれになった馬小屋までたどりつきました。 その時「その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ」と10節には記されています。2,000㌔の道のり、様々なことがあったでしょう。つらい旅路、星に導かれるなんて、と信じることが出来ずに離脱した博士もいたかもしれません。あるいは道に迷い、些細なトラブルで気まずくなったり、食糧難、水の不足等、でも彼らは信じました。 博士たちの旅は、私たちの人生の旅に似ています。私たちも時として不信仰になり、人間関係のトラブルに巻き込まれ、信仰以上に魅力的なものに惹かれ、楽しいことよりも苦しいことが多いかもしれません。不思議な星を見て疑いは確信に変わります。また、トラブルは愛と赦しに変わります。そして、この世にイエス様以上に魅力があるものは存在しないことを知ります。私たちもイエス様が誕生された馬小屋に行きましょう。羊飼い、博士、マリヤ、ヨセフの中にいれていただいて、後ろの方からこっそりイエス様を見てみましょう。さらに、この手でイエス様を抱いてみましょう。きっと心は温かくなります。

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